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何だかんだ言っても、試験は記憶の勝負。記憶のメカニズムに従った記憶法・記憶術について述べます。
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年齢によって得意な記憶法は変わります。小学生くらいまでは、いわゆる丸暗記がけっこうできてしまいます。九九の暗記に苦労した人も多いでしょうが、もしも大人になってから初めて九九を覚えるとしたら、もっと苦労することが予想されます。


丸暗記の能力に関しては、大人は子供に及びません。中学以降、理屈を通して記憶したり、感情の動きを利用して記憶する方法の方が覚えやすくなります。従って、勉強のやり方も少しずつ変えなければならないのです。


小学校の時には勉強ができたのに中学以降はさっぱり駄目という人が大勢います。その原因の1つが、この得意な記憶法の変化にあります。


小学生の時に丸暗記でそこそこ良い成績を取れてしまい、中学に入ってもその方法で勉強すると、だんだん成績が下がる可能性が高いです。年齢的に丸暗記が向かなくなってくるとともに、勉強する内容もレベルが上がって丸暗記では対処できなくなるからです。


特に、高校生以降は、理屈の理解・確認と、感情の動き(おもしろい、おどろいた、などの感情)を利用して記憶するようにしましょう。

 

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記憶は時間とともに失われていきます。それを端的に示しているのが、有名なエビングハウスの忘却曲線です。初見の知識は覚えた直後からすごい速さで忘れていく、ということをこの曲線は表しています。


ところが、昨日まで思い出せなかった事を今日は楽に思い出せるというように、一見、記憶が時間とともに失われていくことに反する「レミニセンス現象」というものがあります。


レミニセンス現象は、思い出すための情報整理が脳内で進んだために起こる、と説明されているようです。睡眠中などに脳が情報の整理整頓を行っていることはよく知られています。そうした整理が行われるには思い出せなかった事が、整理後は楽に思い出せるというわけですね。


私の理解では、大局的には「記憶は時間とともに失われていく」ものの、途中では短期的に「以前より思い出しやすくなる」ことがある、ということです。


レミニセンス現象を有効に利用しようとすれば、勉強でやるだけの事をやったら少し休んで、脳内で情報整理が進むのを待つのが良い、ということになります。


つまり、過度に復習を繰り返しても効率が悪いだけだということですね。少なくとも、エビングハウスの忘却曲線でまだ十分に記憶が残っているようなタイミングで復習をするのはやめた方が良い、ということです。

 

 


覚えているつもりで覚えていない、あるいは、理解しているつもりで理解できていない、ということがよくあります。そういう気になっているだけ、ということがあるのです。


例えば、「蜘蛛」という漢字。「くも」と読めるけれど、「蜘蛛」と書けない人は大勢いるはずです。漢字を読むのは、雰囲気でもけっこう読めますが、漢字を書く方はそうはいきません。正確に細部まで記憶していないと書けないのです。


つまり、細部までよく観察していなかったり、注意して記憶していないと、読めても書けないという事になります。このような状況は漢字や英単語などの単純なもの以外にも、いろいろなレベルで存在します。


記憶する際に、重要なポイントを理解し、整理したうえで覚えることが大事です。理屈付けするのも有効です。


例えば、「繭(まゆ)」という漢字。この字を構成する要素に「糸」と「虫」と「くさかんむり」が入っていますが、「桑(くさ)を食べるカイコ(虫)が作る糸でできたもの」という理屈(イメージ)を考えれば、漢字の細部まで覚えやすいですね。



 

人間の記憶の仕組みは、まず情報が短期記憶に入り、そのなかで重要と判断されたものが長期記憶に入ります。短期記憶と長期記憶では、脳の中の記憶場所も異なります。


重要なポイントは、短期記憶の要領が非常に小さいということ。そのため、次々に情報がインプットされると、初めに入っていた情報は追い出せれてしまいます。


つまり、長期記憶にしっかり記憶するためには、短期記憶を追い出される前に長期記憶に移さなければならないのです。しかし、短期記憶⇒長期記憶への転送は、意志の力によってできるものではなく、これは重要だという“演出”が必要です。


例えば、繰り返し想起する情報は重要であると判断されます。また、内容的にインパクトの強い情報や、感情を激しく揺さぶるような情報も重要であると判断されます。


さらに、次々に新しい情報が入ってこないという意味で、睡眠中は短期記憶⇒長期記憶の転送を行なう絶好のチャンスです。だから、寝る直前に勉強すると、記憶しやすいのです。


 


記憶術にはいろいろなテクニックがあり、覚えようとしている対象によって、適・不適もあります。


漢字には漢字に適した記憶法があり、
歴史には歴史に適した記憶法があります。


そして、論文試験にも論文試験に適した記憶法があるんですね。


小野たかひと氏の「論文式試験専用記憶術」


資格試験の中で暗記が最もたいへんだと言われているのが不動産鑑定士試験。その不動産鑑定士試験にも対処できるのが「論文式試験専用記憶術」です。


論文式試験の記憶は何がたいへんかというと、わかり難い用語を含む長文を正確に覚えなければならない点です。論文試験対策が必要な方は、ぜひ、参考にしてください。

 

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